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東京地下鉄

関連報

第1巻第2号]地下鉄道(会社線)4月から起工
東京府]東京市計画の地下鉄道、浅草−上野間約一マイル半に着手する見込み。一マイル当たり工費400万円、約1カ年半の工期を予定。
第1巻第5号]大東京地下鉄
東京府]5月16日に地下鉄道4線の建設認可。
第1巻第6号東京地下鉄道工事着手
東京府]東京市の地下鉄道工事、先月末に着工した上野浅草間工事について(第1巻第2号)。構造は鉄筋併用鉄骨混凝土箱型、シーメンスバウユニオン会社の会長ブリケス技師が監督、大倉組が請負。
第1巻第9号東京地下鉄道会社
東京府]浅草上野間工事、大倉組と工事契約がなり9月1日に起工、大正16年6月30日までに完成させることに。(第1巻第2号第1巻第5号参照)
第2巻第10号]八月二十五日
東京府]上野浅草間地下鉄工事で土砂崩壊、ガス管に引火したが負傷者なし。(事故の報がどこかにあったはず)
第2巻第12号]地下鉄工事
東京府]浅草区栄久町道路に地下鉄工事の影響で長13間幅4間深9尺ほどの陥没が生じる。地下掘鑿個所に旧下水があり漏水によって土圧が変化したものらしい。18時間で復旧。
第2巻第4号]東京市の地下鉄道其後
東京府第1巻第2号第1巻第5号第1巻第9号の続。東京電気局の計画による地下鉄道の工事は財源の起債認可申請があっただけで進捗せず。来年5月の起工期限に間に合うか?
第2巻第5号]東京市電の地下鉄は
東京府]『高速度地下鉄道部』という局長直属の新機関を設置し5月15日頃までに認可申請の書類作成のための調査を行なう。第一期の予定線は池袋−学習院前−早稲田−天神町−飯田町−九段−大手町−東京駅−洲崎。(第1巻第5号報の第4線)。
第2巻第5号東京地下鉄第一期工事[註:見出しになっていない]
東京府]上野浅草間は順調に進んで七月までには竣工。浅草側は900尺、上野側は1200尺進んでいる。(浅草線については第1巻第2号第1巻第5号第1巻第9号参照)
第2巻第8号]地下鉄増資
東京地下鉄道は本年10月より上野万世橋間工事に着手する予定。資金に充てるため1000万円の増資を決定。
第2巻第9号]東京市電気局
東京府]地下鉄工事の路線地質調査費50万円を起債認可申請する。
第3巻第10号]開通近き地下鉄
東京府]浅草上野間第一区1マイル半の工事がほとんど竣工し、10月10日開通に内定。日本最初の地下鉄として非常に注目されている。上野から万世橋に至る第二区間1マイル1分の工事は大林組請負で7月10日から着手し、来年一杯には完成する見込み。工費は約200万円、車輌代等入れても340〜350万円見込み。なお第一区開通後の需要については1日平均25000人とみており、乗車賃は普通10銭(回数券7銭位)、雑収入込み92〜93万円を見込む。支出は1日25万円で差し引き67、8万円の収入。建設費600万円に対し1割1分の利益と計算している。
第3巻第2号]地下鉄工事の事故
浅草栄久町にて1月14日午前7時亀裂を生じ、長さ13間、幅2尺の間が6寸程陥没した。昨年にも同様の陥没が生じている(第2巻第12号)。
第3巻第3号]大倉組
東京府東京地下鉄工事に300万円の工事費を融通して上野浅草間の工事を引き受けている。(このこと自体は第1巻第9号に既報。恐らく次の記事の前振りと思われる)
第3巻第3号]東京市電地下鉄
東京府]池袋飯田町間の地質調査は2月中に21カ所を終了する見込み。現在までの結果はすこぶる良好。
第3巻第5号]東京市営地下鉄
東京府]5月15日が工事施工認可の申請期限。第一期線の池袋飯田町間は先般工事施工認可申請書を提出。
第3巻第6号]東京市電気局
東京府]東京市電気局で市内200マイルの改良工事を実行中。従来のコンクリート基礎にアスファルトを敷いて枕木を入れたものは降雨ごとに欠点があるので割栗石基礎に改めていく、という阿部地下鉄調査係長の談。
第3巻第7号]神田川
東京府]大拡築工事を予定しているが、秋葉原駅〜隅田川までを17間から25間に拡げる計画はその地下に会社線と市営線の地下鉄道が通過することからその完成を待たなければ着工できず、切歯扼腕中。
第3巻第8号]東京市営
東京府]市営地下高速鉄道は工事起債の見当がつかず、大倉組と東京地下鉄道会社などでは早くも共同経営の運動を開始。
第3巻第8号東京地下鉄
東京府東京地下鉄道会社の第一期線(第1巻第2号第1巻第5号第1巻第9号)が9月末には完成、10月初旬開通の見込み。すでに第二期線上野万世橋間1マイル3分の建設に着手した(第2巻第8号参照)。停留所は末広、万世橋の2カ所。なお万世橋下は市土木局橋梁課が35万円をもって請負い現在の10間幅を20間幅に改め替えることになった。この第二期線工事は大林組、大倉組、清水組の3社が競争入札の結果大林組に落札。1マイル当たり300万円。これを第一期線工費1マイル当たり400万円に比べると100万円もの差がある。それだけ建設費が安くなった。(第4巻第3号で第一期線特集)
第3巻第9号]地下鉄工事実施
東京府]東京市営地下高速鉄道は市有の4線(第1巻第5号参照?)について、包括起債を廃し分割起債とすることに変更。その分割基準は(1)工区制を採り、一工区の工費五千万円とする(二)一工区の完成年限を五カ年とし一カ年の消費工費は1000円とする(三)工区の選定は第3号(渋谷線)第5号(池袋線)両線中より始め、第二号、第四号線はこれに次ぐ。以上を鉄道省に内示し計画変更に対する了解を得たうえで改めて大蔵省に変更案を提出することになった。
第4巻第11号]大地下鉄道
東京府]財界有力者ら30余名発起による大地下鉄道の計画案が報じられている。東京市電気局の地下鉄建設権41マイルを民営とし、京浜、京王、玉川、王子、京成、東京地下鉄等も加えて「高速度電車会社」を設立せんとするもの。
第4巻第12号]地下鉄の一問題
道路占用料は道路法第28条により1坪10円〜20円を徴収し得ることになっているが、現在徴収しているものは路面の占用のみで、道路の地下を占用するものに対しては徴収していない。しかるに近年の地下利用はますます増加する傾向で、内務省土木局ではそれらに対し占用料を徴収することが適法なのか否かを研究中であった。その結果「地上・地下に関わらず道路を占用するものに対しては道路法第28条の規定を適用すべきものである」ということに決定した。
第4巻第2号]万世橋と地下工事
東京府]東京市施工の万世橋工事について。交通煩雑なことと橋真下に地下鉄道を通す工事を同時に行なうという難工事、近く起工。
第4巻第4号]下調べの東京市営地下鉄
東京市営業地下鉄道事業、予算30万円を計上し市電調査課の拡張を行なっている。今年度中には終了するはず。
第4巻第9号]京玉電気鉄道
東京府]同社から出願の新宿笹塚間地下鉄敷設の件、認可。
第4巻第9号東京地下鉄
第三期線万世橋今川橋間工事は清水組請負に決定。10月初旬起工の筈。
第5巻第12号東京地下鉄工事
東京府]工事予定は上野−万世橋間1マイル強は4年11月竣工予定。万世−神田間0マイル5分は5年8月竣工予定。このうち上野万世間は掘鑿工坪約3万坪、この土砂運搬のために1日約100台のトラックを使用したこともある。大林組請負、10月末の工事状況は坑内管の掘鑿均し、管コンクリート打、並に側壁及び底部の防水工事等である。松坂屋との地下連絡もすでに掘鑿を終わり目下鉄骨組立中である。
第5巻第12号]日本土木建築請負業者連合総会
第11回は10月22日、東京丸ノ内、東京会館にて開催。会規および議案を決議。23日は地方代表者市内工事見学をして上野の東京地下鉄工事、永田町の議事堂工事を視察した。
第5巻第1号]東武鉄道市内乗入線
東京府]同線の本所業平−雷門間1マイル2分のうち、隅田川の鉄橋は清水組請負、線路工事も入札見積もり中。東京地下鉄との連絡地点に9階建8000坪のビルを建設する案は行悩み中。
第5巻第5号]バー博士歓迎講演
バー博士の来朝を機に盛大な歓迎会を予定。またこの機会に関門海底トンネル工事および東京地下鉄道工事に関してバー博士の意見発表を乞うことになっている。
第5巻第5号]地下鉄第三期線とステーションビル
東京府東京地下鉄道会社、第二期線(上野万世橋間)が今秋にも開通するので、第三期線(万世橋神田間)に4月1日から着手。これにあわせ懸案のステーションビル建設も。雷門、上野広末町、本石町を選定。敷地100坪余りで工費は1カ所あたり平均100余万円、5階〜8階建、貸し事務所や中産階級相手の大食堂等も経営する。第4巻第9号に第三期線の関連報、第3巻第8号に一〜二期線のまとめ。
第5巻第5号]東京の要所に地下通路
東京府]東京市では銀座4丁目、日本橋、本石町、須田町、槙町、京橋などの十字路に地下15尺位のところで横断する地下通路を作ることに決着、計画と準備を進めている。東京地下鉄道会社に敷設条件として命じてある末広町の地下横断路もすでに工事に着手しており、今秋頃には東京市初の地下通路が完成する見込み。なお三菱地所部でも工費20万円を投じて東京駅より丸ビルに通じる幅6間2丁余の地下道を建設する計画。
第5巻第9号東京地下鉄工事路盤また墜落す
東京府]8月12日午後5時過ぎ、神田区仲町2丁目5番地先の東京地下鉄工事現場が東京市電の二線路とともに約200坪陥没墜落。前号に掲載した上野広小路の墜落(6月19日発生:東京地下鉄工事の路盤陥没 http//library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/05-08/05-08-1089.pdf)とほとんど同様。幸い死傷者は通行人1人が軽傷したのみ。一ヶ月も酷暑が続いたところへ午後4時頃から降雨があり、30尺あまり掘り下げていた地下に浸水したのが原因とされる。地下鉄工事現場主任・平田技師の談話あり。
第6巻第1号]鉄道改良計画委員会 関門隧道計画案に始る
鉄道省では5年度以降の鉄道改良計画の根本的立て直しを行なうため、青木次官を委員長とする改良計画委員会を組織。11月19日に委員を任命、同20日第一回計画委員会を開いた。新施設として同委員会に付議された関門トンネル計画案(5カ年計画・工費2200万円−3000万円で山口県幡生駅から分岐し彦島に入り大里と小倉の中間の新町に至る2マイル弱の新線を敷設、これによって九州と本州を連絡するもの/彦島南端から新町に至る海底トンネルが最難工事でこの設計のために2カ年かかった)については最善を期するため目下来朝中のニューヨーク地下鉄道技師長リッジウェー氏に委嘱し11月29日実地調査を乞うた。
第6巻第1号]鉄道協会の講演
昨年鉄道協会にてツエッペリン飛行船の来航に関する講演などがあった。11月19日のニューヨーク市高速鉄道技師長ロバート・リッジウェー博士によるニューヨーク市地下鉄の工事説明は非常に参考となった。当日は八田前鉄道次官がリ博士を紹介し、安倍東京市電高速鉄道課長なども説明を助けられた。翌20日には鉄道省工務技師柳生義郎氏が沈埋式による水底隧道の工法を米国の実例により幻灯および多数の図面にて3時間半におよび詳説するところあった。その一部は本号にも紹介している。なおリッジウェー博士は丹那隧道や関門隧道の設計に寄与せられた功績を認められ勲三等に叙せられるとのこと。
第6巻第6号東京地下鉄の工事状況
東京府東京地下鉄道第三期工事について。現万世橋停留所を延長して省線神田駅に至り、さらに三越呉服店に至る鉄道を敷設中で、来年末には開通を見るであろうとされている。なお過般来地元の反対を受けていた須田町地下掘削作業も東京市高速地下鉄須田町線との関係上通過地点を変更し、道路中央部を通ることとなって和解した。神田駅では地階にて省線と連絡し、三越にては地下二階式として最低部に停留所を設け、ここに三越との連絡を行なう。同時にこの線が開通すれば現万世橋停留所を廃止し神田駅に新設することとなっている。
第7巻第4号]地下鉄第四期工事 大倉式構築法で
東京府東京地下鉄の日本橋今川橋間、いわゆる第四期工事は大倉土木が落札(第一期大倉、第二期大林、第三期清水ときて、会社側でも3社を交互に施工せしめる腹案と噂されていた)。請負金額は約120万円見当。真鍋氏の発明になる大倉式地下鉄構築法をもって施行する意向で、設計変更方を交渉中。
第7巻第7号東京地下鉄の上野省線連絡
東京府東京地下鉄が新築中の上野駅と地下連絡をなすことになり、設計の承認を受けると同時に施工一切を鉄道省に依託することとなった。同省では第一改良事務所を命じて準備させていたが今回着手に決定し、近日中に入札を行なう。
第7巻第12号]上野地下鉄ビルに直径15mの時計
東京府]12月1日から開業することとなり万端の準備を進めている東京地下鉄上野車坂デパートは地下二階地上九階の堂々たる建物であるが何とかして世界第一の名前を獲得したいと考えた中島計画課長、直径15mという大時計(五馬力の同期電動機で針を動かす)を計画。ビル前面に取り付けられるはずだが電気時計としてはまさに世界第一。
第7巻第12号]地下鉄開通
東京府東京地下鉄免許線のうち、万世橋神田間がこのほど竣工、11月21日開通式。工事は京橋まで進んでいる。

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